※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載している情報は2026年10月時点の各社公式サイトをもとにしています。
結論から言うと、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の5社は、NISA口座での国内株・米国株・投資信託の売買手数料がいずれも0円です(2026年10月時点)。差がつくのは、米国株を買うときの為替手数料、即時出金などの入出金手数料、そしてクレカ積立で付くポイントです。米国株の為替コストを抑えたいなら楽天証券・SBI証券(リアルタイム為替)・松井証券(円⇔米ドルの両替)、すでに持っているカードを活かしたいなら楽天カード→楽天証券、三井住友カード→SBI証券、JCBカード→松井証券・マネックス証券、三菱UFJカードやau PAY カード→三菱UFJ eスマート証券、という組み合わせが目安です。
この記事では、5社の公式サイトで確認した数字だけを使い、成長投資枠(国内株・単元未満株・米国株・為替)、つみたて投資枠(投資信託)、入出金の手数料を一覧にしました。クレカ積立の付与率の詳細やカードごとの年会費回収の計算はクレカ積立の還元率比較で解説しているため、ここではNISA口座の手数料とあわせて判断するための要点に絞っています。なお、投資信託や株式は元本保証ではなく、手数料が0円でも値下がりすれば損失が出ます。
結論:NISAの手数料とクレカ積立の早見表
5社のNISA口座の手数料と、クレカ積立に使えるカードを一覧にすると次のとおりです(2026年10月時点)。売買手数料はどの会社も0円のため、表では差が出やすい項目を中心に並べています。
| 証券会社 | NISAの売買手数料 | 米国株の為替コスト | クレカ積立のカード |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 国内株・米国株・投信0円 | リアルタイム為替は無料 | 三井住友カード |
| 楽天証券 | 国内株・米国株・投信0円 | リアルタイム為替0銭 | 楽天カード |
| マネックス証券 | 国内株・米国株・投信0円 | 円→米ドル0銭・米ドル→円25銭 | マネックスカード・JCB |
| 松井証券 | 日本株・米国株・投信0円 | 両替は無料・円貨取引25銭 | JCBオリジナルシリーズ |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 国内株・米国株・投信0円 | NISAは円貨決済で20銭 | 三菱UFJカード・au PAY カード |
※為替コストは1米ドルあたり。為替手数料が0円・無料でも、買値と売値の差(市場のスプレッド)は別に存在します。マネックス証券の円→米ドルの為替手数料は3か月ごとに見直されており、「円で買う」(円貨決済)の0銭は見直しで有料になる場合があり、次回の見直しは2026年12月の予定と案内されています(「米ドルで買う」のリアルタイム為替は0銭)。松井証券の25銭・三菱UFJ eスマート証券の20銭は、日本円のまま米国株を売買する「円貨」での取引にかかるものです。
NISAで投資信託の積立だけをする人なら、5社とも買付手数料は0円なので、普段使っているカードでクレカ積立ができるかと、そのカードの付与条件を満たせるかで選ぶのが分かりやすい考え方です。米国株を成長投資枠で買う人は、為替コストと、ドルのまま売買できるかも確認しておきましょう。
NISAでかからない手数料・かかる手数料

「NISAは手数料無料」と言われることがありますが、0円になるのは主に証券会社に払う売買手数料(取引手数料)です。NISA口座でも、商品や取引の仕方によっては次のようなコストがかかります(2026年10月時点)。
| コスト | NISAでの扱い |
|---|---|
| 国内株・米国株の売買手数料 | 5社とも0円 |
| 投資信託の購入時手数料 | 5社とも0円 |
| 投資信託の信託報酬 | 保有中にかかる |
| 信託財産留保額 | ファンドによりかかる |
| 米国株の為替手数料 | 会社・決済方法で異なる |
| 米国株の現地手数料 | 売却時にかかる |
| 単元未満株のスプレッド | サービスにより異なる |
| 即時出金などの手数料 | 会社により有料 |
投資信託は「信託報酬」が保有中ずっとかかる
投資信託の購入時手数料は5社とも0円ですが、信託報酬(運用管理費用)は保有している間、ファンドの純資産から日々差し引かれます。料率はファンドごとに異なり、証券会社を変えても同じファンドなら同じです。ファンドによっては売却時に信託財産留保額がかかるものもあるため、商品ページや交付目論見書で確認してから選びましょう。
米国株は売買手数料0円でも為替と現地手数料がかかる
米国株は、日本円を米ドルに替えるときの為替手数料が証券会社ごとに違います。また、マネックス証券の公式ページでは、NISA口座でも売却時に現地手数料(SEC Fee)が別途かかると案内されており、2026年4月6日現地約定分からは約定代金1米ドルにつき0.0000206米ドルです。金額は小さいものの、「完全に0円」ではない点は知っておきましょう。
単元未満株は手数料0円でもスプレッドに注意
1株から買える単元未満株は、各社でサービス名とルールが違います。たとえば楽天証券の「かぶミニ」はNISAでも取引手数料0円ですが、リアルタイム取引には手数料と別にスプレッドがあり、寄付取引にはスプレッドがかからないと案内されています。注文方法や約定のタイミングも会社ごとに異なるため、少額で個別株を買いたい人は事前に確認しましょう。
成長投資枠の手数料比較:国内株・単元未満株・米国株

成長投資枠では、投資信託に加えて国内株・米国株なども買えます。5社のNISA口座での手数料と、課税口座(特定口座・一般口座)との違いを整理します(2026年10月時点)。
国内株(単元株)と単元未満株
| 証券会社 | NISAの国内株・単元未満株 |
|---|---|
| SBI証券 | 国内株式の売買手数料0円 |
| 楽天証券 | 国内株・ETF・かぶミニ0円 |
| マネックス証券 | 単元株・ワン株0円 |
| 松井証券 | 日本株0円(単元未満株は売却のみ) |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 国内株・プチ株0円 |
マネックス証券の単元未満株「ワン株」は、課税口座では買付0円・売却時に約定代金の0.55%(税込)がかかりますが、NISA口座では売却手数料がキャッシュバックの対象です。松井証券は単元未満株について「売却のみ受け付け」としており、ネット経由のNISA口座での売却手数料は無料です。1株から新たに買い付けたい場合は、楽天証券のかぶミニ、マネックス証券のワン株、三菱UFJ eスマート証券のプチ株、SBI証券のS株のように、単元未満株の買付サービスがある会社が候補になります。
米国株の売買手数料(NISAと課税口座の違い)
5社ともNISA口座での米国株の売買手数料は0円です。一方、課税口座では、楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券の公式ページで、約定代金の0.495%(税込、上限22米ドル)と案内されています(SBI証券は「最低0ドル〜」の表記)。NISAの枠を使い切ったあとに課税口座で米国株を買う予定がある人は、この手数料もかかる前提で考えましょう。
米国株の為替手数料
| 証券会社 | 為替コスト(1米ドルあたり) |
|---|---|
| SBI証券 | リアルタイム為替の手数料無料 |
| 楽天証券 | リアルタイム為替0銭 |
| マネックス証券 | 円→米ドル0銭・米ドル→円25銭 |
| 松井証券 | 両替無料・円貨取引25銭 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 円貨決済20銭・外貨決済なし |
※SBI証券はインターネットコースのインターネット取引が対象。楽天証券は「NISAでもNISA以外でも」リアルタイム為替0銭と案内(日本円のまま買付・売却する場合は、米国株の手数料ページで1米ドルあたり25銭と案内)。マネックス証券は円で買付(円貨決済)・米ドルで買付のどちらも買付時0銭、売却時25銭で、円貨決済の0銭は定期的な見直しで有料になる場合があります。三菱UFJ eスマート証券は「NISA口座でのお取引は円貨決済のみ」と案内されています。
計算例(数字は説明のための例です):米国株を1万米ドル分買う場合、為替コストが1米ドルあたり20銭なら1万×0.20円=2,000円、25銭なら2,500円、0銭なら0円です。売却して円に戻すときにも同じ考え方でコストがかかる会社があります。毎月少額を積み立てる程度なら差は小さいものの、まとまった金額を動かす人ほど為替コストの違いが効いてきます。
なお、為替手数料が0銭・無料でも、為替レートには買値と売値の差(スプレッド)があり、買ってすぐ売れば差額分は戻りません。各社の比較表や「0円」の表記は前提条件(リアルタイム両替か、円貨決済か等)が異なるため、自分が使う決済方法でのコストを確認することが大切です。
つみたて投資枠・投資信託の手数料とクレカ積立のポイント
つみたて投資枠で買えるのは一定の条件を満たした投資信託で、5社とも購入時手数料は0円です。そのため、投資信託の積立だけなら手数料の差はほとんどなく、クレカ積立で付くポイントが比較のポイントになります(2026年10月時点)。
| 証券会社 | クレカ積立のカードと付与率 |
|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード(NL)0.5%など |
| 楽天証券 | 楽天カード0.5%〜1%など |
| マネックス証券 | マネックスカード最大1.1% |
| 松井証券 | JCBカードW等 最大0.5% |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 三菱UFJカード0.55%相当など |
※いずれも積立額は月10万円まで、NISAのつみたて投資枠・成長投資枠で利用できます。付与率には条件があります(下記)。三菱UFJカードはグローバルポイントを1ポイント5円相当の商品に交換した場合の還元率です。
付与率の主な条件
- 三井住友カード(NL):初年度は条件なしで0.5%、2年目以降は前年の利用10万円以上で0.5%(10万円未満は0%)。クレカ積立の金額は年間利用額の集計に含まれません。三井住友カード ゴールド(NL)は初年度は条件なしで1.0%、2年目以降は前年100万円以上で1.0%、10万円以上で0.75%(10万円未満は0%)です。
- 楽天カード:ファンドの代行手数料が年率0.4%(税込)未満なら0.5%、0.4%以上なら1%。楽天ゴールドカードは0.4%未満で0.75%、楽天プレミアムカードは1%です。楽天ペイ残高でも月5万円まで0.5%で積み立てられます(楽天ポイントコースが必要)。
- マネックスカード:その月のショッピング(積立以外)が5万円以上なら、積立額のうち5万円以下の部分に1.1%。1万円以上5万円未満なら0.55%、1万円未満なら0%です。5万円を超える部分は還元率が下がります。
- JCBオリジナルシリーズ(松井証券):一般カードは積立以外のショッピングが月5万円以上で最大0.5%、5万円未満はポイントなし。ゴールド系は5万円以上で最大1.0%、5万円未満で最大0.5%です(還元率はポイントの利用先により変動)。
- 三菱UFJカード/au PAY カード(三菱UFJ eスマート証券):三菱UFJカードは0.55%相当、三菱UFJカード ゴールドは1.1%相当(所定条件の達成で2.0%相当)。au PAY カードは0.5%、au PAY ゴールドカードは1.0%のPontaポイントです。2種類のカードを同時に使えるかは公式サイトで確認してください。
月5万円をNISAで積み立てた場合の年間ポイント
公式の付与率だけを使った単純計算です。計算式は「月5万円×12か月×付与率」で、付与条件を満たしている前提です(端数処理やエラー月は考慮していません)。
| 組み合わせ | 付与率 | 年間ポイント |
|---|---|---|
| SBI証券×三井住友カード(NL) | 0.5% | 3,000ポイント |
| SBI証券×三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% | 6,000ポイント |
| 楽天証券×楽天カード | 0.5% | 3,000ポイント |
| マネックス証券×マネックスカード | 1.1% | 6,600ポイント |
| 松井証券×JCBカードW | 0.5% | 3,000ポイント |
| eスマート証券×三菱UFJカード | 0.55%相当 | 3,300円相当 |
| eスマート証券×au PAY カード | 0.5% | 3,000ポイント |
※楽天カードは代行手数料0.4%未満のファンドの場合。マネックスカードはショッピング月5万円以上、JCBカードWは積立以外のショッピング月5万円以上、三井住友カード ゴールド(NL)は2年目以降で前年100万円以上利用の場合です(初年度は条件なしで1.0%)。
ポイントの差は年数千円程度のことが多く、信託報酬や運用成績の影響のほうが大きくなりやすい点も覚えておきましょう。付与率のためにファンドやカード利用額を無理に変えるのではなく、普段の支払いで自然に条件を満たせる組み合わせを選ぶのが現実的です。カードごとの年会費を含めた比較はクレカ積立の還元率比較、SBI証券での設定手順はSBI証券のクレカ積立に三井住友カードを設定する方法で解説しています。
入出金手数料の比較
NISAで積み立てるだけなら入出金の機会は少ないものの、売却代金を銀行に戻すときや、スポット買付で入金するときに手数料がかかる場合があります。各社の公式ページで確認できた内容は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 証券会社 | 入金・出金の手数料 |
|---|---|
| SBI証券 | 即時入金・出金とも無料 |
| 楽天証券 | リアルタイム入金・出金とも無料 |
| マネックス証券 | 即時入金無料・即時出金330円 |
| 松井証券 | 翌営業日以降の出金無料・即時出金330円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | ネット振込・即日出金0円 |
※いずれも銀行からの通常の振込入金は、振込手数料が利用者負担です。SBI証券の出金・リアルタイム出金、楽天証券の出金は無料と案内されています。三菱UFJ eスマート証券の即日出金0円は、ゆうちょ銀行を除きます。
マネックス証券の即時出金は1回330円(税込)ですが、通常出金(銀行振込)は無料で、マネックスカードを持っていれば即時出金が月5回まで実質無料(キャッシュバック)です。松井証券も即時出金は1回330円(税込)で、登録出金先への翌営業日以降の出金と、MATSUI Bankへの出金は無料です。急ぎでなければ、無料の出金方法を選べば費用はかかりません。
銀行との連携サービスを使うと、入金の手間を減らせます。楽天証券は楽天銀行とのマネーブリッジ(自動入出金は手数料無料)、三菱UFJ eスマート証券は三菱UFJ銀行やauじぶん銀行と連携する自動入出金のサービスがあります。詳しくは楽天証券の解説と三菱UFJ eスマート証券の解説を参考にしてください。
証券会社別:NISAの手数料とポイントの特徴
ここまでの比較をもとに、5社それぞれの特徴を「どんな人に合うか」の視点でまとめます(2026年10月時点)。いずれもNISA口座の売買手数料は0円です。
三井住友カードを使っているなら:SBI証券
NISAでの国内株・米国株・海外ETFの売買手数料、投資信託の買付手数料が0円で、リアルタイム為替の為替手数料も無料です(インターネットコース)。入金・出金も銀行振込入金以外は無料です。クレカ積立は三井住友カードで月100円〜10万円、NISAの両方の枠で使えます。前年の利用額で付与率が変わるため、普段の支払いもそのカードにまとめている人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NISAの売買手数料 | 国内株・米国株・投信0円 |
| 為替 | リアルタイム為替は手数料無料 |
| 入出金 | 銀行振込入金以外は無料 |
| クレカ積立 | 三井住友カード(月10万円まで) |
楽天ポイントを貯めているなら:楽天証券
NISAでは国内株・かぶミニ・米国株・海外ETF・投資信託の取引手数料が0円で、米ドルへのリアルタイム為替も0銭と案内されています。楽天カードのクレカ積立(月10万円まで)に加えて、楽天ペイ残高で月5万円まで積み立てられるため、合わせて月15万円までキャッシュレスで積み立てられます。ただし、つみたて投資枠は年120万円(月10万円相当)が上限です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NISAの売買手数料 | 国内株・米国株・投信0円 |
| 為替 | リアルタイム為替0銭 |
| 入出金 | リアルタイム入金・出金無料 |
| クレカ積立 | 楽天カード+楽天ペイ残高 |
積立のポイント率を重視するなら:マネックス証券
NISAでの国内株(単元株・ワン株)、米国株、中国株の国内取引手数料が0円で、投資信託は全ファンドがノーロードです。米国株の円→米ドルの為替手数料は0銭(「円で買う」円貨決済の0銭は見直し対象)、米ドル→円は25銭です。年会費無料のマネックスカードでの積立は、ショッピングを月5万円以上使う月なら積立5万円以下の部分に1.1%と、5社の一般的なカードの中では高めの水準です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NISAの売買手数料 | 国内株・米国株・投信0円 |
| 為替 | 円→米ドル0銭・米ドル→円25銭 |
| 入出金 | 即時入金無料・即時出金330円 |
| クレカ積立 | マネックスカード・JCBカード |
JCBカードを使っているなら:松井証券
NISAでの日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料で、円と米ドルの両替の為替手数料も無料と案内されています(日本円のまま取引する場合は25銭)。クレカ積立はJCBオリジナルシリーズで、JCBカードWなどの一般カードは積立以外のショッピングが月5万円以上あるとJ-POINTが最大0.5%付きます。JCBカードWを普段使いしている人の選択肢になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NISAの売買手数料 | 日本株・米国株・投信0円 |
| 為替 | 両替無料・円貨取引25銭 |
| 入出金 | 即時出金330円(翌営業日以降は無料) |
| クレカ積立 | JCBオリジナルシリーズ |
三菱UFJカード・au PAY カードを使っているなら:三菱UFJ eスマート証券
旧auカブコム証券で、NISAでは国内株・米国株・投資信託・プチ株の取引手数料が0円です。NISA口座の米国株は円貨決済のみで、1米ドルあたり20銭の為替手数料がかかります。クレカ積立は三菱UFJカード(グローバルポイント)またはau PAY カード(Pontaポイント)で利用できます。三菱UFJ銀行と連携する自動入出金も使えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NISAの売買手数料 | 国内株・米国株・投信0円 |
| 為替 | NISAは円貨決済で20銭 |
| 入出金 | ネット振込・即日出金0円 |
| クレカ積立 | 三菱UFJカード/au PAY カード |
NISAで証券会社を選ぶときの注意点
手数料0円でも元本割れの可能性がある
NISAで非課税になるのは、売却益や配当金・分配金にかかる税金です。投資した商品の価格が下がれば元本割れし、損失が出ても非課税になるわけではありません。手数料やポイントだけで判断せず、生活費とは分けた余裕資金の範囲で、値動きやコストを確認したうえでご自身で判断しましょう。
NISA口座は1人1口座で、年単位でしか変更できない
NISA口座は、すべての金融機関を通じて1人1口座です。金融機関の変更は年単位で、課税口座で持っている株や投資信託をNISA口座へ移すこともできません。NISAの年間投資枠はつみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円、非課税保有限度額は合計1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)で、対象は口座を開設する年の1月1日時点で18歳以上の人です(金融庁の案内、2026年10月時点。2027年1月からは、つみたて投資枠で0〜17歳も口座を開設できる予定と案内されています)。
手数料や付与率は改定される
為替手数料(マネックス証券の円→米ドル0銭など)やクレカ積立の付与率は、見直しや改定が行われることがあります。2026年にも、マネックスカードの還元条件(2026年10月買付分から)や、楽天ブラックカードの付与率(2027年1月買付分から)の変更が発表されています。申し込む前に、各社の公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
ポイント付与の条件と締切を確認する
クレカ積立のポイントは、前年や当月のカード利用額、ファンドの代行手数料などの条件で変わり、条件を満たさないと0%になるカードもあります。また、毎月の設定締切やカード認証でエラーになると、その月は積立が行われない場合があります。年の後半はNISAの残り枠にも注意しましょう。
よくある質問
- NISAの手数料はどの証券会社でも同じですか?
-
SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券の5社は、NISA口座での国内株・米国株・投資信託の売買手数料がいずれも0円です(2026年10月時点)。違いが出るのは、米国株の為替手数料、即時出金などの入出金手数料、クレカ積立のポイントです。
- NISAで米国株を買うと為替手数料はかかりますか?
-
会社と決済方法によって異なります。楽天証券はリアルタイム為替0銭、SBI証券はリアルタイム為替の手数料が無料、マネックス証券は円→米ドル0銭・米ドル→円25銭、松井証券は両替が無料で円貨取引は25銭、三菱UFJ eスマート証券はNISAでは円貨決済のみで20銭です(いずれも1米ドルあたり、2026年10月時点)。
- つみたて投資枠だけ使うなら、どこを選べばよいですか?
-
つみたて投資枠の投資信託は5社とも購入時手数料0円のため、普段使っているクレジットカードでクレカ積立ができる会社を選ぶのが分かりやすい方法です。付与率はカードの利用額などの条件で変わるため、自分が条件を満たせるかも確認しましょう。
- auカブコム証券と三菱UFJ eスマート証券は同じですか?
-
同じ会社です。auカブコム証券は2025年2月1日に三菱UFJ eスマート証券へ社名を変更しました。NISAでは国内株・米国株・投資信託・プチ株の取引手数料が0円です。
- NISAでも投資信託のコストはかかりますか?
-
購入時手数料は0円でも、保有中は信託報酬(運用管理費用)がかかり、ファンドによっては売却時に信託財産留保額もかかります。料率はファンドごとに異なるため、交付目論見書などで確認してください。
- NISAの口座は途中で別の証券会社に変えられますか?
-
NISA口座は1人1口座で、金融機関の変更は1年単位で可能です。ただし、すでにNISA口座で保有している商品を移すことはできないなど制約があるため、手続きの前に変更先の証券会社の案内を確認しましょう。
まとめ
NISA口座の売買手数料は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券の5社とも0円です。比べるべきなのは、米国株の為替コスト、入出金の手数料、そしてクレカ積立で付くポイントとその条件です(2026年10月時点)。
手数料が0円でも投資には元本割れのリスクがあり、ポイントの差より信託報酬や値動きの影響が大きくなることもあります。まずは自分が投資したい商品と、普段使っているカードから候補を絞り、公式サイトで最新の条件を確認してから口座を選びましょう。
- 楽天カードを使っていて、米国株の為替コストも抑えたい人は楽天証券
- 三井住友カードで普段の支払いをまとめている人はSBI証券
- ショッピングを月5万円以上カードで使い、積立のポイント率を重視する人はマネックス証券
- JCBカードを使っている人は松井証券、三菱UFJカード・au PAY カードを使っている人は三菱UFJ eスマート証券
