※掲載している情報は2026年10月時点の公式サイトをもとにしています。
三菱UFJ eスマート証券は、2025年2月1日にauカブコム証券から社名を変更したネット証券です。2025年1月に三菱UFJ銀行の100%子会社となり、現在は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のネット証券として、三菱UFJカードでのクレカ積立や、三菱UFJ銀行と自動で入出金できる三菱UFJマネーコネクトを提供しています。au経済圏のネット証券としての役割も続けており、au PAY カードでのクレカ積立やPontaポイントでの投資も使えます。三菱UFJ銀行・三菱UFJカードを使っている方や、au PAY カード・Pontaポイントを貯めている方が候補にしやすい証券会社です。
この記事では、基本情報、手数料、2026年7月1日指定日分から改定されたクレカ積立の還元率と条件、Pontaポイントの貯め方と使い方、NISA、注意点、口座開設の流れを、公式サイトの情報をもとに整理します。投資信託や株式は元本が保証されない金融商品で、この記事は特定の商品の購入をすすめるものではありません。

| 口座開設・維持費 | 無料 |
|---|---|
| 国内株式の手数料 | SOR注文で0円 |
| 投資信託の購入時手数料 | 0円(100円から) |
| クレカ積立 | 月10万円・条件で最大7%相当 |
※三菱UFJ eスマート証券の公式サイトへ移動します
三菱UFJ eスマート証券の基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 三菱UFJ eスマート証券株式会社 |
| 旧社名 | auカブコム証券(2025年2月1日に変更) |
| 口座開設・維持費 | 無料 |
| 国内株式の手数料 | SOR注文を選ぶと0円 |
| プチ株(単元未満株) | 売買手数料0円・1株から |
| 投資信託 | 購入時手数料0円・月100円から積立 |
| 米国株式 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) |
| NISA | 国内株・米国株・投信・プチ株の手数料0円 |
| クレカ積立 | 三菱UFJカードかau PAY カード(月10万円まで) |
| 貯まるポイント | Pontaポイント(クレカ積立はカード側のポイント) |
※2026年10月時点の公式サイトの情報です。手数料は税込です。国内株式の手数料0円は、SOR注文を選び、東京証券取引所などが主要市場の銘柄を取引した場合です(名古屋・福岡・札幌証券取引所の上場銘柄は対象外)。
三菱UFJ eスマート証券のメリット5つ

- SOR注文を選べば国内株式の取引手数料が0円
- プチ株で1株から、手数料0円で売買できる
- 三菱UFJカードのクレカ積立で条件により最大7%相当
- au PAY カードのクレカ積立でPontaポイントが貯まる
- 三菱UFJ銀行と手数料無料で自動入出金できる
1.国内株式の取引手数料がSOR注文で0円
2026年5月18日から、SOR注文を選んだ場合の国内株式の取引手数料が一律で無料になりました。SOR注文とは、複数の市場の中から条件のよい市場を自動で選んで注文を出す仕組みです。対象は東京証券取引所などが主要市場の上場株券などで、名古屋・福岡・札幌証券取引所の上場株式は対象外です。SOR注文を選ばない場合は、約定代金に応じた手数料がかかります(次の章で説明します)。
2.プチ株で1株から売買できる
プチ株は、通常100株単位で売買する株を1株単位で買える同社のサービス(単元未満株)です。都度の売買も、毎月の積立(プレミアム積立)も、約定代金にかかわらず手数料は0円で、スプレッドによるコストもかからないと案内されています。株価が高く100株では手が届きにくい銘柄でも、少額から始められます。
3.三菱UFJカードのクレカ積立で最大7%相当
投資信託の積立を三菱UFJカードで決済すると、積立額に応じてグローバルポイントが貯まります。2026年7月1日指定日分から還元率が改定され、通常は三菱UFJカードが0.55%相当、三菱UFJカード ゴールドとプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが1.1%相当です。エントリーや三菱UFJ銀行の設定などの条件を満たすと、ゴールド以上は2.0%相当、プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードで年間カード利用額700万円以上なら7.0%相当になります(いずれも1ポイント5円相当の商品に交換した場合)。
4.au PAY カードのクレカ積立とPontaポイント
au PAY カードでも投資信託のクレカ積立ができ、au PAY カードは積立額の0.5%、au PAY ゴールドカードは1.0%のPontaポイントが還元されます。また、投資信託の保有額に応じてPontaポイントが貯まる「資産形成プログラム」や、Pontaポイントを1ポイント1円として投資信託・プチ株の購入に使えるポイント投資もあります。
5.三菱UFJ銀行と手数料無料で自動入出金できる
三菱UFJマネーコネクトを設定すると、注文時に証券口座のお金が足りない分を三菱UFJ銀行の普通預金から自動で入金したり、証券口座の余ったお金を銀行へ自動で出金したりできます。手数料はかかりません。auじぶん銀行とも同様に連携できます。
手数料・コスト
主な取引の手数料をまとめると次のとおりです(2026年10月時点)。口座開設や口座管理の費用はかかりません。
| 取引 | 手数料(税込) | 補足 |
|---|---|---|
| 国内株式(SOR注文) | 0円 | 地方市場の銘柄は対象外 |
| プチ株 | 0円 | 積立(プレミアム積立)も0円 |
| 投資信託の購入時 | 0円 | 信託報酬は別途 |
| 米国株式 | 約定代金の0.495% | 上限22ドル、NISAは無料 |
| 電話注文 | 2,200円を加算 | NISA成長投資枠は除く |
SOR注文を選ばずに国内株式(現物)を売買すると、次の手数料がかかります。大口優遇プランが適用されている方は、SOR注文を選ばなくても無料です。
| 約定代金 | 手数料(税込) |
|---|---|
| 5万円以下 | 55円 |
| 5万円超〜10万円以下 | 99円 |
| 10万円超〜20万円以下 | 115円 |
| 20万円超〜50万円以下 | 275円 |
| 50万円超〜100万円以下 | 535円 |
| 100万円超 | 0.099%+99円(上限4,059円) |
投資信託は購入時手数料が0円ですが、保有している間は信託報酬(運用管理費用)が商品ごとに差し引かれます。商品を選ぶときは目論見書で信託報酬などのコストを確認しましょう。米国株式を円貨決済で買う場合は、1ドルあたり20銭の為替手数料がかかります。
ポイント・クレカ積立
三菱UFJ eスマート証券のクレカ積立は、三菱UFJカードとau PAY カードのどちらかを選んで使います。両方を同時に使うことはできません。積立額はどちらも毎月100円以上10万円以下で、特定口座・一般口座・NISA口座で使えます。支払いは1回払いのみです(2026年10月時点)。
三菱UFJカードの還元率(2026年7月1日指定日分から)
| カード | 通常 | 条件達成時 |
|---|---|---|
| 三菱UFJカード | 0.55%相当 | 特典の対象外 |
| 三菱UFJカード ゴールド | 1.1%相当 | 2.0%相当 |
| プラチナ・アメックス | 1.1%相当 | 2.0%/7.0%相当 |
※還元はグローバルポイントで、1ポイント5円相当の商品に交換した場合の還元率です。プラチナ・アメックスは「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の略です。2.0%相当は年間カード利用額100万円以上、7.0%相当は年間カード利用額700万円以上(プラチナのみ)で、いずれも下の所定条件の達成が必要です。1,000円未満の決済は還元の対象外です。
ゴールド以上の「ポイントアップ特典」を受けるには、次の3つの条件をすべて満たす必要があります。条件を満たした月の翌月の積立指定日から適用され、判定は月末時点の登録状況で行われます。
- 三菱UFJ eスマート証券のエントリーフォームからエントリーする(一度エントリーすれば翌月以降も適用)
- 出金先指定口座に三菱UFJ銀行の口座を登録する、または三菱UFJマネーコネクトの自動入出金(入金と出金の両方)を設定する
- 三菱UFJカードの引き落とし口座を三菱UFJ銀行の口座にする
年間カード利用額には、クレカ積立の分、キャッシング・カードローンの利用分、分割払い・リボ払いの手数料は含まれません。初年度(12ヵ月)は、ゴールド以上で上の条件を満たせば、年間利用額が100万円未満でも2.0%相当が還元されます。2年目以降は、前年のショッピング利用額(クレカ積立を除く)に応じて還元率が変わります。信用取引口座を開設している方はマネーコネクトの自動入出金を設定できないため、出金先に三菱UFJ銀行の口座を登録します。
公式サイトの例では、毎月10万円を1年間積み立てた場合、三菱UFJカード(0.55%相当)で1,320ポイント(6,600円相当)、ゴールドの2.0%相当で4,800ポイント(24,000円相当)、プラチナ・アメックスの7.0%相当で16,800ポイント(84,000円相当)とされています。式で表すと「10万円×12か月×還元率」です。
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三菱UFJカード:年会費無料でクレカ積立を始めたい人に
クレカ積立の還元は0.55%相当(1ポイント5円相当で計算)です。対象店舗での買い物の7%還元とあわせて、普段使いのカードとしても検討できます。
三菱UFJカード ゴールドとプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費や申込み条件は、三菱UFJニコスの公式サイトで確認してください。なお、三菱UFJニコスの公式サイトでは、提携カードなどから切り替えて保有している三菱UFJカード ゴールドはクレカ積立の還元対象外と案内されています。
au PAY カードの還元率
| カード | 還元率 | ポイント |
|---|---|---|
| au PAY カード | 0.5%(200円ごとに1pt) | Pontaポイント |
| au PAY ゴールドカード | 1.0%(100円ごとに1pt) | Pontaポイント |
Pontaポイントは、カードの引落日を基準に同じ月の月末ごろに加算されます。さらに、KDDIの料金プラン「auバリューリンク マネ活2/使い放題MAX+ マネ活2」に加入し、au PAY ゴールドカードで積み立て、同社のNISA口座を持ち、プランと同じau IDを登録している場合は、合計で最大2.0%になります(上乗せ分の0.5%+0.5%は、それぞれ毎月の積立額5万円までが対象)。公式サイトの例では、月10万円の積立で年最大18,000ポイントとされています。
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au PAY カード:Pontaポイントを貯めながら積み立てたい人に
年会費無料のau PAY カードはクレカ積立で0.5%、au PAY ゴールドカードは1.0%のPontaポイントが還元されます。
積立のスケジュール
どちらのカードも、毎月15日ごろ(21日の4営業日前)が積立設定の締切で、毎月20日ごろにカード決済、翌月1日(休業日は翌営業日)が積立指定日です。たとえば2026年10月15日までに設定すると、10月20日がカード利用日、11月2日が積立指定日になります。毎月11〜12日にカード認証があり、エラーになるとその月は買付されません。
Pontaポイントの貯め方と使い方
投資信託を保有していると、月間平均保有額に応じてPontaポイントが貯まる資産形成プログラムがあります。2026年7月1日から加算率が改定され、通常銘柄は年率0.10%(保有額1,000万円以上は0.24%)、プレミアム銘柄Aは年率0.20%(同0.40%)です。計算式は「月間平均保有額×加算年率÷12」で、au IDの登録が必要です。通常銘柄の場合、月間平均保有額12,000円以上が加算の目安です。
貯まったPontaポイントは、1ポイント1円として投資信託(100円以上)やプチ株(1株から)の購入に使えます。利用にはau IDとの連携が必要です。なお、三菱UFJカードのクレカ積立で貯まるグローバルポイントは、同社のポイント投資には使えません。
NISA
2024年からのNISAは、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)を併用でき、非課税で保有できる上限は合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)、保有期間は無期限です。三菱UFJ eスマート証券のNISA口座では、国内株式・米国株式・投資信託・プチ株の取引手数料が0円です(2026年10月時点)。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 主な対象 | 所定の投資信託 | 株式・投資信託など |
| クレカ積立 | 利用できる | 利用できる |
三菱UFJニコスの公式サイトでは、三菱UFJカードのクレカ積立の対象口座にNISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)が含まれると案内されています。NISA口座はすべての金融機関を通じて1人1口座のみで、課税口座で持っている株式や投資信託をNISA口座へ移すことはできません。NISA口座の開設には税務署の審査があり、通常1〜2週間程度かかります。
注意点・デメリット
最大7%相当はプラチナ・年間700万円以上が条件
7.0%相当になるのは、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードで、年間カード利用額700万円以上と所定の3条件を満たした場合です。年会費無料の三菱UFJカードは0.55%相当で、ポイントアップ特典の対象ではありません。条件を満たさなくなると、還元率アップ分が適用されない場合があります。
三菱UFJカードとau PAY カードは併用できない
クレカ積立で使えるカードは1枚です。グローバルポイントを貯めるか、Pontaポイントを貯めるかを決めてから設定しましょう。家族カード、法人カード、銀聯カードは使えず、証券口座とカードの名義が同じである必要があります。
プチ株は成行注文のみで約定の時間が決まっている
プチ株の注文はすべて成行で、指値はできません。0:00〜10:00の注文は当日の後場始値、10:01〜23:00の注文は翌営業日の前場始値で約定します。注文した時点の株価で買えるわけではない点に注意が必要です。
マネーコネクトは信用取引口座と併用できない
信用取引口座を開設していると、マネーコネクトの自動入金・自動出金は使えません。自動入金は毎日23:00〜翌0:30ごろは利用できない時間帯もあります。
投資信託や株式は元本が保証されません。価格の下落により投資したお金を下回ることがあります。
クレカ積立のポイントは投資の成果とは関係なく、積立額に応じて付与されるものです。ポイントのために無理のない金額を超えて積み立てることは避けましょう。
還元率、手数料、キャンペーンの内容は予告なく変更されることがあります。申込み前に公式サイトで最新の情報を確認してください。
口座開設の流れ
口座開設の申込みはスマートフォンやパソコンからでき、申込み自体は10分程度で完了すると案内されています。スマートフォンでマイナンバーカードを読み取る方法なら、最短2営業日以内に開設できるとされています(2026年10月時点)。
公式サイトの口座開設ページから、氏名・住所などのお客さま情報を入力します。
スマートフォンでマイナンバーカードを読み取るか、本人確認書類と顔を撮影します。画像のアップロードも選べます。
画面の案内に沿って初期パスワードを設定します。
口座番号がメールなどで通知されます。NISA口座は税務署の審査後に利用できます。
三菱UFJ銀行を使う方はマネーコネクトを設定し、クレカ積立に使うカードを登録します。
必要なもの:マイナンバーカード、または通知カード+運転免許証(現住所が記載されていないものは使えません)。
2026年10月1日〜2027年3月31日は、口座を開設して投資信託を合計5万円以上買い付け、エントリーすると5,000円がもらえる新規口座開設キャンペーンが実施されています(詳細な条件は公式サイトで確認してください)。
よくある質問
- 三菱UFJ eスマート証券とauカブコム証券は同じ会社ですか?
-
はい。auカブコム証券が2025年1月に三菱UFJ銀行の100%子会社となり、2025年2月1日に社名を三菱UFJ eスマート証券に変更しました。ホームページのURL(kabu.com)は変わっていません。
- 国内株式の手数料は必ず0円になりますか?
-
SOR注文を選んだ場合に0円です。SOR注文を選ばない場合は約定代金に応じた手数料がかかり、名古屋・福岡・札幌証券取引所の上場株式はSOR注文の対象外です。プチ株とNISA口座での取引は手数料0円です。
- 年会費無料の三菱UFJカードでもクレカ積立のポイントは貯まりますか?
-
貯まります。2026年7月1日指定日分からの還元率は0.55%相当(1ポイント5円相当で計算)です。ポイントアップ特典(2.0%・7.0%相当)はゴールド以上が対象です。
- 三菱UFJカードとau PAY カードの両方で積み立てられますか?
-
できません。クレカ積立に使えるのはどちらか1枚で、積立額の上限は毎月10万円です。
- クレカ積立はNISAでも使えますか?
-
使えます。公式サイトでは、クレカ積立の対象口座として特定口座・一般口座・NISA口座が案内されています。
- Pontaポイントで投資できますか?
-
できます。au IDと連携すると、Pontaポイントを1ポイント1円として投資信託(100円以上)やプチ株(1株から)の購入に使えます。ETFや公社債投資信託などは対象外です。
まとめ
三菱UFJ eスマート証券は、SOR注文での国内株式の手数料0円、手数料0円のプチ株、三菱UFJカードまたはau PAY カードでのクレカ積立、三菱UFJ銀行との自動入出金がそろったネット証券です。三菱UFJカードのクレカ積立は年会費無料のカードで0.55%相当、条件を満たしたゴールド以上で2.0%相当、プラチナで年間700万円以上なら7.0%相当と、カードと条件によって還元率が大きく変わります。自分が使っているカードと銀行に合わせて選びましょう。投資は元本が保証されないため、無理のない金額で始めることが大切です。
- 三菱UFJ銀行を使っていて、証券口座との入出金を自動にしたい人
- 三菱UFJカードでクレカ積立のポイントを貯めたい人
- au PAY カードやPontaポイントを使っている人
- 1株から手数料0円で株を買ってみたい人
