※掲載している情報は2026年10月時点の公式サイトをもとにしています。
松井証券は、日本株の手数料が「1日の約定代金合計50万円まで0円」、投資信託の購入時手数料が0円の証券会社です。投資信託を保有しているだけで松井証券ポイントが貯まるサービスや、JCBカードでのクレカ積立にも対応しています。
この記事では、松井証券の手数料、NISA、投信残高ポイント、クレカ積立の対象カードと付与率、ポイントの交換先、口座開設の流れを、公式サイトの情報をもとに整理します。なお、投資信託や株式は元本保証ではなく、元本割れのリスクがある点に注意してください。

| 日本株の手数料 | 1日50万円まで0円 |
|---|---|
| 投信の購入時手数料 | 全銘柄0円 |
| クレカ積立 | JCBカードで月10万円まで |
| 貯まるポイント | 松井証券ポイント・J-POINT |
※松井証券の公式サイトへ移動します
松井証券の基本情報

まずは松井証券の主なサービスと費用を一覧で確認しましょう。日本株の手数料は「1日の約定代金の合計」で決まる仕組みで、少額の取引が中心の方ほど手数料がかかりにくい体系です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座開設・維持費 | 無料(個人の場合) |
| 日本株(現物)の手数料 | 1日の約定代金合計50万円まで0円 |
| 25歳以下の日本株手数料 | 約定代金にかかわらず無料 |
| 投資信託の購入時手数料 | 全銘柄0円 |
| 投資信託の取扱本数 | 1,800銘柄以上 |
| NISAの売買手数料 | 日本株・米国株・投信とも0円 |
| 米国株の手数料 | 約定代金の0.495%(上限22米ドル) |
| クレカ積立 | JCBオリジナルシリーズで月100円〜10万円 |
| 貯まるポイント | 松井証券ポイント(クレカ積立はJ-POINT) |
| 最低投資額 | 投信積立は毎月100円から |
※2026年10月時点の公式サイトの情報です。手数料は税込表示です。条件は変更される場合があります。
このほか、8つの質問に答えると投資信託の組み合わせ(ポートフォリオ)を提案するロボアドバイザー「投信工房」や、信用取引、米国株の取引にも対応しています。口座は個人の場合、開設・維持とも原則無料なので、まずはNISAや投資信託の積立から始めて、必要に応じて日本株や米国株に広げる使い方もできます。
松井証券のメリット5つ

- 1日50万円までの日本株取引は手数料0円
- 投資信託は購入時手数料0円で毎月100円から積立できる
- 投資信託を保有しているだけで松井証券ポイントが貯まる(エントリー制)
- JCBカードでクレカ積立をするとJ-POINTが貯まる(条件あり)
- NISAなら日本株・米国株・投資信託の売買手数料が0円
1. 1日の約定代金合計50万円までなら日本株の手数料が0円
松井証券の日本株(現物取引)の手数料は、1回ごとの注文ではなく1日の約定代金の合計で決まる「ボックスレート」です。1日の合計が50万円までなら手数料は0円で、取引所とPTS(私設取引システム)の約定代金を合算して判定します。ETF・ETN・REITも同じ料金体系です。また、25歳以下の方は約定代金にかかわらず日本株の手数料が無料です(26歳になる月の最終営業日の取引まで)。
2. 投資信託は購入時手数料0円、毎月100円から積立できる
公式サイトによると、取り扱う1,800銘柄以上の投資信託はすべて購入時手数料が無料です。積立は毎月100円から設定でき、頻度は毎日・毎週・毎月から選べます。少額から始めて、慣れてきたら金額を増やすといった使い方ができます。
3. 投資信託の保有残高に応じて松井証券ポイントが貯まる
「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」では、投資信託を保有しているだけで、保有額と銘柄ごとの還元率に応じて年間最大1%の松井証券ポイントが貯まります。インデックスファンドも対象に含まれますが、還元率は銘柄ごとに異なり、毎月のエントリーが必要です。
4. JCBカードでクレカ積立ができる
投資信託の積立代金をJCBオリジナルシリーズのクレジットカードで支払う「クレカ積立」に対応しています。積立額に応じてJCBのJ-POINTが貯まり、ゴールド・プラチナ系のカードでは条件を満たすと最大1.0%です。ただし、一般カードは積立以外のショッピング利用が月5万円未満だとポイントがつかないなど、条件があります。
5. NISAの売買手数料が0円
松井証券のNISA口座では、日本株・米国株・投資信託の売買手数料がすべて無料です。通常の口座では有料の米国株も、NISA口座なら手数料0円で取引できます。
手数料・コストを詳しく確認
ここでは公式の手数料ページで確認できた主な料金を整理します(2026年10月時点)。金額はすべて税込です。
日本株(現物取引)の手数料
| 1日の約定代金合計 | 26歳以上 | 25歳以下 |
|---|---|---|
| 50万円まで | 0円 | 無料 |
| 100万円まで | 1,100円 | 無料 |
| 200万円まで | 2,200円 | 無料 |
| 以降100万円ごと | 1,100円ずつ加算 | 無料 |
| 1億円超 | 110,000円(上限) | 無料 |
例えば、ある日に20万円の株を買い、同じ日に25万円の株を売った場合、その日の約定代金合計は20万円+25万円=45万円なので手数料は0円です。同じ日の合計が60万円になると「100万円まで」の区分となり1,100円かかります。1日の合計で判定する点を覚えておきましょう。
そのほかの主な手数料
| 取引 | 手数料 |
|---|---|
| 投資信託の購入時手数料 | 0円 |
| 米国株(現物) | 約定代金の0.495%(上限22米ドル) |
| 一日信用(ネットで日計り) | 新規・返済とも0円 |
| NISA口座の売買 | 日本株・米国株・投信とも0円 |
| 即時出金 | 330円(翌営業日出金は無料) |
※投資信託は購入時手数料が0円でも、保有中は銘柄ごとに信託報酬(運用管理費用)などのコストがかかります。
一日信用取引は、当日の大引けまでに反対売買されず、15:45までに現引・現渡もされなかった場合、松井証券が決済し1注文あたり3,575円(税込)がかかります。また、単元未満株(1株単位など)は、公式の手数料ページで「当社では売却のみ受け付けています」とされており、1株から買い付けるサービスとしては案内されていません。
ポイント・クレカ積立の仕組み
松井証券で関係するポイントは2種類です。証券会社が発行する松井証券ポイントと、クレカ積立で付与されるJCBのJ-POINTです(2026年10月時点)。
投信残高ポイント(松井証券ポイント)
公式の取引ルールでは、付与ポイントは「月間平均保有金額×各投資信託のポイント還元率×1/12」で計算され、翌月15日頃に反映されます。毎月末までのエントリーが必要で、iDeCoの残高も登録すれば対象になります。ETF・REIT・米ドルMMFは対象外です。
計算例として、仮に還元率0.1%の投資信託を月間平均100万円保有した場合、100万円×0.1%×1/12=約83ポイントです。実際の還元率は銘柄ごとに公式の一覧で確認してください。
クレカ積立の対象カードと付与率
| カードの種類 | 主なカード | 積立以外の利用が月5万円以上 | 月5万円未満 |
|---|---|---|---|
| ゴールド・プラチナ等 | JCBゴールド、JCBプラチナ | 最大1.0% | 最大0.5% |
| 一般カード | JCBカードW、JCBカードS | 最大0.5% | ポイントなし |
※付与されるのはJ-POINTです。月間利用額は前月16日〜当月15日のショッピング利用で判定し、クレカ積立の決済、年会費、リボ・分割手数料、キャッシング、電子マネーチャージなどは含みません。家族カードはクレカ積立の対象外です。
積立額は毎月100円〜10万円(1円単位)で、積立コースは毎月のみです。スケジュールは、当月10日までに設定→翌月1日に買付の注文→カードの引落しは翌月10日→J-POINTは25日頃に付与、という流れです。特定口座・一般口座・NISA口座のいずれでも利用できます。
単純計算の例です。JCBカードWで毎月5万円を積み立て、積立以外のショッピング利用が毎月5万円以上の場合、5万円×0.5%×12か月=年間最大3,000ポイントです。JCBゴールドで毎月10万円を積み立て、同じ条件を満たす場合は、10万円×1.0%×12か月=年間最大12,000ポイントです。JCB公式の表記では、還元率はポイントの交換先によって変わるとされています。
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JCBカードW:年会費無料でクレカ積立を始めたい人に
積立以外のショッピング利用が月5万円以上の月は、積立額の最大0.5%のJ-POINTが貯まります。普段の買い物もJCBカードWにまとめる方向けです。
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JCBゴールド:積立の付与率を重視する人に
積立以外の利用が月5万円以上なら最大1.0%、5万円未満でも最大0.5%のJ-POINTが付与されます。年会費がかかるため、特典全体で判断しましょう。
カードの詳細はJCBカードWの解説記事、JCBカードSの解説記事、JCBゴールドの解説記事もあわせてご覧ください。
なお、松井証券ポイントは投信残高ポイントのほか、MATSUI Bankのデビットカード利用(税込100円につき1ポイント)や、公式サイトで告知されるキャンペーンでも貯まります。複数の貯まり方があるため、ポイントをまとめて交換先やポイント投資に使うと管理しやすくなります。
ポイントの交換先とポイント投資
| 使い道 | レート・単位 |
|---|---|
| PayPayポイント | 100ポイント=90ポイント(100ポイント単位) |
| Amazonギフトカード | 1ポイント=1円分 |
| ポイント投資(投資信託) | 1ポイント=1円、100ポイントから |
ポイント投資は、毎月1回、保有ポイントの全額で松井証券が選んだ投資信託(ひふみプラス、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型))を自動で積み立てる仕組みです。J-POINTは「J-POINT 710ポイント→松井証券ポイント500ポイント」のように、1J-POINTあたり0.7ポイントの比率で松井証券ポイントに交換できます。松井証券ポイントの有効期限は、投信残高ポイントやJ-POINTからの交換分は原則として付与日の翌々年度の3月末日です。
松井証券の新NISA
2024年からの新NISAは、投資で得た利益に税金がかからない制度です。松井証券のNISA口座では、日本株・米国株・投資信託の売買手数料がすべて無料です(2026年10月時点)。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 松井証券で買える商品 | 投資信託(積立) | 日本株・米国株・投資信託 |
| 非課税保有限度額 | 合計1,800万円 | うち1,200万円まで |
つみたて投資枠と成長投資枠では、対象となる投資信託の一覧が異なります。米国株を成長投資枠で買う場合は、事前に成長投資枠の一部を米国株取引用に振り分ける必要があります。クレカ積立はNISA口座でも利用できるので、JCBカードでつみたて投資枠の積立をする、といった使い方が可能です。投信残高ポイントについても、公式サイトでは新NISAとそれ以外の口座のどちらでも年間最大1%のポイントが貯まると案内されています。
また、NISA口座で保有している商品を売却すると、その分の非課税保有限度額(1,800万円の枠)は翌年以降に再び使えるようになります。年間投資枠と非課税保有限度額は別の考え方なので、両方を意識して計画を立てましょう。
新しく口座とNISA口座を開設してクイズに正解すると最大2,000ポイント(親子で最大4,000ポイント)がもらえる「NISA・こどもNISA応援プログラム」が2026年10月1日から実施されています。終了日は公式に記載がなく、予告なく終了する場合があるため、エントリー方法とあわせて公式ページで確認してください。
松井証券の注意点・デメリット
1日の約定代金が50万円を超えると手数料がかかる
日本株の手数料0円は「1日の約定代金合計50万円まで」です(26歳以上の場合)。1日に売買をまとめて行うと、合計額が50万円を超えて手数料が発生することがあります。大きな金額を動かす日は、事前に合計額を確認しましょう。
クレカ積立のポイントには利用額の条件がある
クレカ積立の付与率は、積立以外のショッピング利用額で変わります。JCBカードWなどの一般カードは、積立以外の利用が月5万円未満の月はポイントがつきません。対象はJCBオリジナルシリーズのカードに限られ、他社のカードは利用できません。
投信残高ポイントは毎月エントリーが必要
投信残高ポイントは、毎月末までにエントリーしないと対象外になります。還元率は銘柄ごとに異なり、すべての銘柄が1%というわけではありません。対象銘柄や還元率は変更されることがあります。
NISA以外の口座では米国株に手数料がかかる
米国株はNISA口座なら売買手数料0円ですが、特定口座・一般口座では約定代金の0.495%(税込、上限22米ドル)がかかります。どの口座で取引するかによってコストが変わるため、注文前に口座区分を確認しましょう。
ポイントの利用は課税対象になる場合がある
公式の取引ルールでは、ポイントの利用は課税対象となり、確定申告が必要になる場合があるとされています。詳しくは税務署などで確認しましょう。
投資信託や株式は元本保証ではありません。市場の動きによって元本割れする可能性があります。
ポイントの付与率や手数料は変更される場合があります。最新の条件は公式サイトで確認してください。
投資は余裕資金で、ご自身の判断で行ってください。
松井証券の口座開設の流れ
口座開設は無料で、オンラインで手続きできます。スマホで本人確認をするeKYCなら最短即日、郵送の場合は1週間程度かかります(2026年10月時点)。
公式サイトの口座開設ページから、氏名・住所などを入力します(目安5分)。
スマホのeKYCでアップロードするか、郵送で提出します。
eKYCの場合はメールの案内に従ってパスワードと取引暗証番号を設定します。郵送の場合は開設通知が届きます。
NISAを使う場合は、ログイン後の追加口座申込みから手続きします。
入金して取引を始めます。クレカ積立はJCBカードを登録して積立を設定します。
必要なもの
- マイナンバー確認書類(現在の氏名・住所が記載されたもの)
- 本人確認書類
- メールアドレス
- クレカ積立をする場合はJCBオリジナルシリーズのカード(本会員)
※通知カードは、記載の氏名・住所が本人確認書類と異なる場合は使えません。未成年の方は専用の申込みページがあります。
よくある質問
- 松井証券の日本株の手数料は本当に0円ですか?
-
1日の約定代金合計が50万円までなら0円です。50万円を超えると金額に応じた手数料がかかります。25歳以下の方は約定代金にかかわらず無料です。NISA口座の売買手数料も0円です。
- クレカ積立に使えるカードは?
-
JCBが発行するJCBオリジナルシリーズのカードです。JCBカードW、JCBカードS、JCBゴールド、JCBプラチナなどが対象で、家族カードや法人カードは対象外です。
- クレカ積立で貯まるポイントは?
-
JCBのJ-POINTです。一般カードは積立以外の利用が月5万円以上で最大0.5%、ゴールド・プラチナ等は月5万円以上で最大1.0%、月5万円未満で最大0.5%です。
- クレカ積立の上限はいくらですか?
-
毎月100円から10万円まで、1円単位で設定できます。積立コースは毎月のみです。
- 松井証券ポイントは何に交換できますか?
-
PayPayポイント(100ポイント=90ポイント)、Amazonギフトカード、3,000種類以上の商品などに交換できるほか、投資信託のポイント投資にも使えます。
- 投信残高ポイントはNISA口座でも貯まりますか?
-
公式サイトでは、新NISAもそれ以外の口座でも、投資信託の残高に対して年間最大1%のポイントが貯まると案内されています。毎月のエントリーが必要です。
- 口座開設にはどのくらいかかりますか?
-
スマホでの本人確認(eKYC)なら最短即日、郵送の場合は1週間程度です。口座開設・維持費は無料です(個人の場合)。
まとめ
松井証券は、1日の約定代金合計50万円までの日本株手数料0円、投資信託の購入時手数料0円、保有残高に応じた松井証券ポイントなど、少額から長く投資を続けたい方が使いやすいサービスがそろっています。JCBカードでのクレカ積立はNISA口座でも利用でき、条件を満たせばJ-POINTも貯まります。
ただし、クレカ積立のポイントは積立以外のカード利用額で付与率が変わり、投信残高ポイントは毎月のエントリーが必要です。投資は元本割れのリスクがあるため、条件を公式サイトで確認したうえで、無理のない金額から始めましょう。
- JCBカードを持っている、または作る予定の人
- 日本株を1日50万円までの範囲で少額取引したい人
- 投資信託を長く保有してポイントも貯めたい人
- 25歳以下で日本株を始めたい人
